スキーで滑走動画を作りたいと思ったので、アクションカメラを買いました。
これまではパナソニックのハンディカムで動画を撮影していましたが、コブ斜面や新雪では腕が伸ばせないとバランスが取れなくなり撮影どころではなかったので、アクションカメラを導入してみることにしました。
AKASOから差異を確認して選定
最初は、GOPROが欲しいと思ったのですが、スキー場はリフトで落としたり、コケて壊すというリスクはどうしても減らせません。
アクションカメラを買ったはいいものの、滑走中の取り付け方法がまだ確立できていないため、カメラはAKASOの廉価品をチョイスすることにしました。
そのAKASOで発売されている機種を見てみると以下の機種が候補になりました。
- AKASO Brave7 約16,000円(2021年発売):単体で防水10m、手ブレ6軸補正、
- AKASO Brave7 LE 約12,000円(2020年発売):単体で防水10m、手ブレ6軸補正、本体に三脚穴あり(ただし浅くてイマイチらしい)
- AKASO Brave4 PRO 約11,000円(2021年発売):防水なし(ケース添付)、手ブレ補正不明、三脚穴なし
- AKASO V50X 約12,000円(2019年発売):防水なし(ケース添付)、手ブレ補正不明、三脚穴あり(ただし浅い)
いろいろと悩みましたが用途はスキー滑走動画です。常時スキーグローブをつけて操作することになるので、単体で防水構造があり、手ブレ補正が最強クラスのBrave7を購入することにしました。
カメラの温度仕様ははっきりと記載されていませんが、Goproは10~35℃ですので似たようなものでしょう。
ハイシーズンのスキー場での安定動作には不安が残りますが、滑走時の動画は数分くらいですので、氷点下になる降雪時はカメラを体温であたためておいて、撮影直前に取り付け架台へ装着して撮影することにしました。
AKASO Brave7 アクションカメラ IPX8本機防水10M 水中カメラ
商品開封レビュー
発注して2日後に商品が到着しました。本体の質感はお値段以上で光るものがあります。
Youtubeでのレビュー動画どおり、山のようなアタッチメントがついています。
ほとんどプラスチック製で、ネジは水につけるとすぐ錆そうだし、耐久性は全く期待出来ないと思いますが、無いより遥かにマシだと思います。
肝心の電気関係の付属品は、バッテリー2個、充電器、USB Type-Cケーブル、リモコンが付属していました。
本体と充電器のコネクタはType-CでしたがリモコンはType-Bです。製品化競争が激しく、間に合わせ感が満載なのは少し残念に感じました。
無いよりマシという考えもありますが、その分安くしてくれたほうがいいと思います。
マイクロSDカードは本体側面の防水カバー下をあけると挿入口が出てきます。
SDカードはラッチ式のコネクタが使われており、プッシュプルタイプですから取り扱いは容易です。
充電池は、底面の防水カバーをスライドさせて開けると挿抜することが出来ます。普通のコンパクトデジカメと遜色ないです。
本体にはアタッチメントがないタイプですので、フレームにはめて使うことになります。
このフレームの挿抜はとてもやりにくいです。フレームがたわんでなかなか出てきません。数回脱着しているとコツが掴める様になるので練習が必要です。
フレームにはめた状態でSDカード交換や充電ができるような構造しているのですが、フレームに干渉して蓋がどうしても開きません。
よく見るとフレーム内側に補強のような突起があり、その突起と干渉することで、本体がフレームにしっかりとはまっていないようです。
フレームはプラスチックですので加工すれば改善するとは思いますが、使っているうちにフレームの足を折るかもしれないので、当面はそのまま使うことにしました。
Brave7はフレームにはめた状態で電池交換はできない構造ですし、全体的に細部の仕様調整はいまいち感があります。このあたりは、お値段相応だと思っておくことにします。
一応、リモコンも付いていますが、液晶も小さく視認が困難です。
スキー場では「電源投入→撮影→停止」しか操作しないので、正直使うかどうかは微妙なところです。リフト乗車中にスチル写真撮影くらいなら便利に使えるでしょうか。
試験撮影&動画編集レビュー
試験撮影のため、手持ちのSDカードを挿入して1080の60fpsで撮影してみました。
Youtubeでは4Kの機能比較ばかりですが、4Kはカメラでも発熱であまり長時間記録できませんし、動画編集でもハイスペックのPCとLCDモニタが必須ですから、当面はフルHDで撮影する予定です。
気になったところとして、SDカードからデータを取り込んでみると画面左上に日時が入っています。
日時表示はデフォルトでONになっており、文字も明朝体のようなフォントで視認性も悪いので速攻でOFFにします。
日本のコンデジやビデオカメラは、このような日時表示はデフォルトでOFFとなっていますので注意が必要です。
この設定は、電池を抜いて時間が経つと初期化されるようですので、毎回設定を確認が必要となるみたいです。こういう部分は日本のメーカー製品のほうが配慮されていますね。
動画記録様式はMP4形式でした。手ブレ補正は初期値がOFFです。ONにして撮影してみたところ、少し遠景の動画はきっちりと補正が効いていました。
別売りの取付アタッチメントを購入
スキー場では、ポケットやカバンからのモノの出し入れは極力減らしたいので、カメラは常時スキーストックに取り付けを検討しています。
HSUからハンドルバーポストというものが販売されており、ポールがしっかりつかめそうだったので、こちらもチョイスしました。
ストックのグリップ部に固定する場合も想定して、360度回るタイプを選びました。ストックは常時振り回すので、止めネジは突起がすくないタイプが良いと思います。
HSU ハンドルバー シートポスト HGP5614-BK カメラホルダー 360°回転
今年はAKASO Brave7でダイナミックなスキー動画を撮りたい
いつかは新雪のスキー滑走動画を取ろうと思っていましたが、やっと機材が揃いました。
安物の機材ですがたくさん撮影して、良い動画がとれたらYoutube等で紹介してみようと思います。