ハリアー・レクサスNX 225/65R17 交換用ラジアルタイヤ5選

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新車で購入したレクサスNXのタイヤにプラットホームサインが出てきており、ひび割れも目立ってきたので、車検前にタイヤ交換をすることにしました。

タイヤのサイズは225/65R17のベースグレードです。このタイヤサイズはトヨタハリアー(10系)あたりが使い出したSUV専用なので、少し前までは種類が少なく、選ぶ余地があまりなかったのですが、最近はいろいろ選べるようになりましたので記事にしてみました。

タイヤ交換は、以前Audi TTで実践した「ネットショップ購入+近隣取付店」が最も安価で、時間も節約出来るので、今回も同じ方法で取り付けることにしました。レクサスのディーラーでタイヤ交換をすると20万円コースになってしまうのですが、ネットショップを駆使したDIYだと6万円強で済み、相当の節約になりますので紹介しておきます。

M+Sタイヤはプラットホームとスリップサインがある

レクサスNXの新車時は、DUNLOP GRNTREK ST30が装着されていました。このタイヤはM+S【マッド+スノー】仕様となっていて、少しの雪道であれば走行は可能となっています。

スリップサインとは、タイヤ溝の奥、使用限界の基準値「1.6ミリ」の位置に刻印されたタイヤの使用限界目安をあらわすサインです。このスリップサインはタイヤに複数存在します。そして1つでも溝が1.6ミリまですり減ると走行禁止状態となり、車検に合格しなくなります。

プラットホームサインとは、M+Sタイヤやスタッドレスタイヤについている「冬用タイヤとしての使用限界目安」のサインです。概ね新品の溝の深さから50%のところについています。このマークが出ると冬用タイヤとしての性能は出ませんが、サマータイヤとしてはまだまだ十分に機能します。(M+Sだけの場合はプラットホームサインがない製品もあります。)

今回はスリップサインまであと3mmというところで、車検はなんとか通るかなと思うところでしたが、ゴムのひび割れがひどくなったので、冬が来る前に交換することにしました。

タイヤは走行地域を考えてしっかりと選ぶ

交換するタイヤは、1本\10,000~\15,000内の予算としましたので、高価格帯のラインアップしかないGOOD YEAR、ミシュラン、ブリジストンは選定対象外としました。また中華の激安ブランド(KENDAなど)も検討はしてみましたが、LEXUS様に履かせるのは怖かったので、今回は見送りさせてもらいました。

またレクサスは、タイヤの空気圧をモニタする機能が入ったTPMSバルブが入っているのですが、TPMSの内蔵電池は10年くらい持つらしいので、今回のタイヤ交換ではこのTPMSバルブ流用とします。もし次のタイヤ交換までに電池が切れて警告が表示されても、スイッチ操作でキャンセルは出来ますし、TPMSが機能しなくても通常使用には問題ないです。

DUNLOP GRANTREK ST30

NXの新車装着タイヤです。M+Sとなっており、泥道や軽度の雪道でもスリップしにくい性能があります。ディーラーだとこのタイヤになると思います。大きな不満はないのですが、価格が若干高いのが難点です。

TOYO PROXES(プロクセス)

以前所有していた30系ハリアーで使っていました。価格も安く、性能にも大きな不満はありません。国産サマータイヤで一番安く済ませたいという方はこれ一択でしょう。

NANKANG(ナンカン)eco2

アウディTTで選んだ台湾のNANKANG(ナンカン)製は、SUV用のラインアップが少なく、eco2といくモデルしか適合しません。また円安で価格が上がる一方で、現在は国産のTOYO PROXESの方がお安くなっています。ナンカンは1本1万円を切るのであれば選択しようと思いましたが、このお値段だと見送りするほうがいいと思いました。

また筆者の経験上の主観にはなりますが、ナンカンのタイヤは経年してもひび割れは発生しにくいです。その代わり、硬化が進んでグリップ力が落ちる傾向がありますので、このタイヤを選ばれる方は用途と次のタイヤ交換時期を考慮して選びたいところです。

YOKOHAMA BlueEarth Xt

ヨコハマのBlue Earth-xtは、比較的最近に発売されたタイヤです。そのため、価格が少し高めであり、口コミもまだ少ないのでSUV車用を選択するかは難しいところです。昔、筆者がランエボⅣに乗っていたとき、YOKOHAMAを履いたことがあるのですが、公道用のハイグレード製品だとどのメーカでも大差なかったので、今回は見送りしました。

PIRELI Scorpion Verde All season

ピレリのオールシーズンタイヤです。最初にオールシーズンタイヤを拡販したGOOD YEAR製より安く売られているので、人気があり、口コミも多いです。筆者は関西に住んでいるのですが、冬季は近隣のスキー場にいくことがあるので、オールシーズンタイヤは大きな魅力です。

タイヤは走行する場所と価格で決める

さて、筆者のタイヤ選びですが、冬季の雪の降る日でも運転する機会が有るため、ピレリのオールシーズンタイヤを装着することに決めました。ネットで注文すると概ね4日くらいで到着しました。こんなに大きくて重いのに送料込みで配達してくれるとは、日本の物流はすごいです。

タイヤの脱着は、近隣のタイヤ交換専門店に持ち込みで交換してもらう予定です。タイヤ4本の交換料はバランスとタイヤ廃棄を含めて1万円位で済む予定です。

持ち込み交換する店舗は、オートウェイ社のタイヤピットに登録されている店舗で検索しました。タイヤピットに登録している店は、適正価格が保証されていますし、さらに口コミも豊富です。持ち込みによる追加請求とかの嫌な思いをすることも無いのでおすすめです。

交換後、少し走行してみたらレビュー記事を追加します。