昨冬にSATA SSDをM.2(Gen4)に変えたのですが、夏場を迎えて動作中温度が65℃を超えるようになってきたのでヒートシンクを導入しました。
交換前はマザーボード付属のヒートシンクを使っていましたが、少しアクセスすると68℃くらいになっていました。

70℃を超えてくるとさすがに半導体の寿命も短くなるため、夏場の熱対策は重要です。

ヒートシンクはファン付きモデルもありましたが、小さいファンは経験上すぐ故障する傾向があるため、今回はファンレス限定で選びました。
2280 TYPE AGをつけてみた
ThermalRight 2280 TYPE AGは約800円位で購入できました。
本体を取り付けても場所は取りませんので、ほとんどのマザボで干渉することはないと思います。

サーマルパッドはSSDの両面にあり、保護シートを外してSSDを取り付けます。
ネジは4点止めでしっかりと固定できます。

背が低いため、PC本体内での干渉もないと思います。

PCを起動して温度を確認すると60℃付近でした。
両面をサーマルパッドで放熱していますので、マザボの放熱フィンよりは少し性能が良い程度でした。

マザボの放熱フィンもそこそこ効果があったようで劇的に温度は下がらなかったです。
HR-09 2280 PROをつけてみた
ThermalRight2280 TYPE AGでは放熱性能に少々不安が残りましたので、ヒートパイプ+大型フィンが付いたThermalRight HR-09を購入してみました。
お値段は1,800円程度でした。
幅は2280 TYPE AGと同じくらいですが、高さが5cmくらいあり、ヒートパイプの突出もありますので、周囲部品と干渉がないかはチェックするようにしましょう。
SSDの固定は2280 TYPE AGと同じ4点止めで、しっかりと固定できます。

PC内にインストールするとこんな感じです。
CPUファンとは少し干渉しましたが、ファンがバネでとまっているため、容易に回避できました。
グラボ(GTX1650)とは十分なクリアランスはありました。

PCを起動して温度を測定すると50~55℃あたりに落ち着き、概ね-10~15℃くらい下がりました。

HR-09が素晴らしい放熱性能です、この夏はこれで乗り切れそうです。



