NHKらじるらじる聴き逃し録音ソフトのバージョンアップ(m2h_recorder_R03, Windows）

NHKラジオらじる・らじる聴き逃しサービスの配信URLが変更されましたので、高速録音ソフト「m2h_recorder」を大急ぎでバージョンアップしました。

URL配信フォーマットが変わることで、ファイル名でつけられない文字列が入るようになっていた、録音ファイルの命名規則を少し変えています。

当ソフトをご利用されている視聴者様からご要望があり、特急で解析と修正をしたため、バグが残存しているかもしれません。

恐れ入りますが、バグを見つけられた場合は、当サイトのお問い合わせにてお知らせいただけると幸いです。

m2h_recorderのダウンロードはこちらからお願いします。

プログラムの制約事項について

本プログラムは、1タイトル中6番組までという制約があります。

例えば、深夜放送などで15番組で編成されているものは、最初の６番組までが録音対象になります。

6番組までとなった理由は、GUI処理が面倒なだけですので、ご要望があれば改良を考えます。

番組ID、コーナーIDの設定手順

聞き逃し番組を探すから録音したい番組idとコーナーidを調べます。

番組の上にマウスカーソルを置くと左下にURLが出ますので、番組IDとコーナーIDがわかります。

（URL表示例）https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=5642_13

番組ID：5642
コーナーID: 13

バージョン03からは、現在放送中の番組表の確認に対応しました。

「現在放送中の番組を確認」のクリックだけで、番組ID・コーナーID・番組名が一括入手できます。

次に、iniファイル(settings_m2h.ini)の番組IDとコーナーIDをメモ帳などで書き換えます。

以下は、R02バージョンでiniファイルを書き換えた部分の抜粋になります。

[CH19]
channel = アニソン・アカデミー
prog_dir = 2496
prog_sub = 01
file_name = ANISON_ac

[CH20]
channel = ラジオ深夜便
prog_dir = 0324
prog_sub = 06
file_name = RADIO_shinya

[CH21]
channel = らじる文庫 by らじるラボ
prog_dir = F295
prog_sub = 50
file_name = RADIRU_bunko

[CH22]
channel = ラジオ体操
prog_dir = 0664
prog_sub = 01
file_name = RADIO_TAISOU

iniファイルを書き換えて、m2h_recorderを起動すると、指定した番組がプルダウンで選べるようになります。

録音したい番組をクリックして、画面にwebアドレス情報が表示されていれば、録音ボタンがアクティブになるので録音ができるようになります。

ffmpegがインストールされていないPCの場合は、ウィンドウ内のURL(https://～～/index.m3u8)をコピーし、ビデオ再生フリーソフトのVLCのストリーム録音機能で録音することも可能です。

クラウドストレージへの保存方法

m2h_recorderは、Windowsのネットワークドライブとして割り当てられた、Apple iCloud, Google Drive, Microsoft One Driveのクラウドストレージ保存にも対応しています。

クラウドストレージに録音すると、外出先のスマホでいつでも再生できるようになり、通勤・通学等の移動中でも放送を聞けるようになるためとても便利です。

設定は、settings_m2h.iniの[SECTION1]に記載されている箇所の修正で対応できます。

Windowsでネットワークドライブを割り当てます。iCloudとGoogleDriveを使うには専用アプリのインストールが必要ですのでご注意ください。
ネットワークドライブの直下に"record"フォルダを新規作成します。（フォルダを追加しないと録音時にエラー終了します。）
フォルダウィンドウから「絶対パス」を確認します。
ローカルフォルダの設定を"#"でコメントアウトし、3.で確認した「絶対パス」のネットワークドライブを指定します。

[SECTION1]
#
#録音保存先（パス:path）の設定
#ローカルフォルダ
save_dir  =  .\record\
#自宅_server
#save_dir  =  \\FAMILYROOM-S\share\documents\kisoeigo-radio\
#Windows OneDrive
#save_dir  =  C:\Users\<account_name>\OneDrive\record\
#Apple iCroud
#save_dir  =  C:\Users\<account_name>\iCloudDrive\record\
#Google Drive
#save_dir  =  G:\マイドライブ\record\

iCloudとOne Driveは、ネットワークパスにアカウント名が入っているため、3.で確認したアカウント名を転記してください。

Google Driveは、絶対パスにカタカナが入っていますが、問題なく保存はできているようです。

設定は、再起動後に有効になります。