ロジクールの常用マウス M590をM750に更新して快適になった

PC / Linux

これまではロジクール使っていたマウスM590が生産中止になり、アップグレードされたM750が発売されましたので使用感などをレビューします。

11月にロジクールからM750, M650, M550の3機種のマウスが発売されましたので、早速、最上位機のM750を購入しました。

M750は、複数PCの切り替え機能がある機種の中で、机上の専有面積が一番小さいというのが選定理由です。同じロジクールの最上位機種MX Masterはデカすぎるし、MX Anywareは価格が高すぎですからね。

無線接続台数が2台から3台に強化された!

これまでは、サーバーPC(Linux)、デスクトップPC(Windows)、ノートPC(Let's note RZ)のPC3台をロジクールM590 2台で使い分けていました。(こんな使い方する人は珍しいとは思いますが...)

M750に更新することで3台のPCを1台マウスで切り替え操作できるようになり、机上面積がより有効に活用出来るようになりました。

筐体カラーは5色ありますので、好みのものを選べるという点も良いです。

仕事場で無線マウスを使いまくっていると、すぐに誰のマウスかわからなくなってしまうので、本体の色で区別出来るというのは、意外と時間短縮に寄与するものなんです。

M590からM750の変更で気づいたメリット・デメリット

今回のマウス変更において、筆者が気づいたメリットとデメリットをご紹介しますので、購入時の選定にご活用ください。

メリット
  • 無線接続切り替え台数が2台から3台になった:ほぼこの機能ために購入したようなものですので満足しています。
  • 握った感触が良くなったM590よりも横幅が絞られており、側面はシボ状の凹凸加工が追加されました。個人的には操作性がいくぶんか良くなりました。
  • マウス裏面の上部パッドが大きくなった安定感が増し、かつ、ゴミが付着しにくくなりました。M590では裏面パッドにゴミがついて頻繁に掃除していましたので、改善されたと思います。
  • 操作性が軽くなった:質量差はわずか数グラムですが、重心がかなり変わっており、操作性は重さの軽減以上に軽く感じます。
デメリット
  • 従来のUSBドングル「Unifying」が使えない:無線ドングルの仕様が変更されており、複数切り替え操作には追加ドングルが必要です。標準でBluetoothも使える仕様ですが、混信が多い場所では使えないので、臨時用として割り切る使い方がいいと思います。
  • 無線切り替えに一手間追加されたPC切り替えボタンが上部から裏面に変更になりました。誤操作防止という観点では万人に好まれる変更と思いますが、個人的にはM590の位置(ホイールの下)が使い勝手良かったです。
  • ホイールのチルトスイッチが無いホイールを左右に傾けるチルトスイッチが削減されました。チルトスイッチは、力加減が微妙で疲れるため、筆者は使いませんが、チルトを多様する方は要注意です。
  • 微妙に価格が高くなった:M590は3,500円程度で購入できましたが、M750は5,000円近くします。無線接続台数が2台→3台になることを考えると微妙な値段設定です。今のところM590は積極的に更新することはせず、外装が使用に耐えなくなるまで使うつもりです。

ロジクールはハズレが少なく神サポート

ロジクール製品はハズレが少ないので事務用・ゲーム用とも安心して使えます。

以前のマウスM590は、電池1本で1年以上は持つ上にPC切り替えもできるとのことで、自宅用・事務用に通算8台買っていました。

M750で無線ドングルがlogiblotに変更されたのは、これまでの資産が流用出来ずに少々残念ですが、USBドングル1つあたりのコストは1,000円程度ですので、このくらいの出費は仕方ないですね。

またロジクールは神サポートとしても有名です。筆者も過去にキーボードで不具合が発生したことがあるのですが、サポートに連絡すると不具合の程度によらず、新品(または同等価値品)を送付してくれました。(グローバルサポートなので怪しい日本語の場合はご愛嬌として...)

マウス、キーボードに不具合が出てしまうと、作業効率が一気に落ちてしまうものですが、ロジクールは1週間以内に新品を送付してくれるので、設定変更も不要ですし、作業効率への影響が極小化できるのが素晴らしい点です。

筆者は、過去に2回サポートを使ったことがあるのですが、それ以来ロジクールのファンです。修理するより、新品を送ったほうがトータルとしては安いとのことなんでしょうね。(Amazonの置き配も同様の考え方です)