３P電源プラグは、ルーターなどの常時通電機器やオシロスコープなどの計測器で用いられています。
これまでは３P２P変換プラグを使っていましたが、変換プラグを挿入すると、かさ高くなって半差しになり、トラッキング現象などの危険を感じることが少なからずあったため、今回３Pタップを購入しました。
今回の選定基準
今回のコンセント選びは、以下の機能の有無を基準に選びました。
- 入力コンセントは２Pスイングタイプ：家庭の壁コンセントは２Pのため、入力は２Pスイングタイプのものを選定
- タップは抜け止めタイプ：引っ張っても抜けないこと
- 雷サージガード付き：電子機器を常時通電でつかうため、雷サージガードは必須
- 常時通電コンセントあり：入り切りスイッチ非連動の常時通電コンセントが有ること
- 背面に固定用マグネットあり：スチール机に固定できること
サンワサプライのTAP-F37がすべての要求を満たしていた選定となりました。
機能詳細
入り切り連動スイッチは、ネオンランプ内蔵のシーソースイッチでした。
ネオンランプは、長寿命、省電力、ノイズが出ない、故障時はオープンの特性があり、通電ランプの用途としては極めて優秀なデバイスです。
スイッチも誤操作しにくい場所に配置されており、使い勝手も問題なし。
未使用コンセント用のカバーが２個付属しています。
埃が多いところでも安心して使えます。
電源ケーブルのネームタグが付属しています。ナイロン系の材質ですので結構丈夫です。
背面にはマグネットがついています。一般的なフェライト磁石ですが、吸着力は必要十分です。
ルーター用タップに最適
今回は、インターネット回線終端装置（ONU）と業務用ルーター（NEC IX2215）の電源タップとして用いることにしました。
夏場は誘導雷も多発するため、4KVあたりでブレイクダウンする雷ガードも必須です。
いまや通信回線は、企業活動の最重要インフラとなっていますので、今後のルーター導入作業ではこの３Pタップを多用する予定です。
