IKEA家具を用いたサーバーラック製作

Repair/ Renewal

事務所用にIKEA LACK使ったサーバーラックを組み立てました。

組み立て家具メーカーIKEAで売られているLACKは、内寸幅がサーバーラック規格と同サイズであるため、低価格で見栄えのいいサーバーラックにすることができます。

この自作ラックには、ONU、ルーター、仮想サーバー、L2スイッチ、無線アクセスポイントが全部乗せることができ、小規模事務所や家庭内のサーバーラックとしては最適だと思います。

防音性が皆無のため、ファン音が大きいサーバー、ハイクラスルーター、L3スイッチの設置はやめておいた方がいいです。

製作仕様

IKEA RACKは柱間の内寸が44cmで19インチラックと同じ寸法のため、ネットワーク機器がちょうど収まり、複数段スタッキングしてサーバーラックにします。

外寸は55cm四方であり、奥行55cmまでの機器なら乗ります。奥行が60cm以上ある汎用1Uサーバーは乗りませんが、SilverStoneケースを使った自作サーバーなら難なく乗ります。

※注意:ネットワーク機器のラックマウント金具は、金具の厚み分が柱と干渉するものがあります。arubaの2530スイッチは金具が厚く干渉してしまいましたので取り外しました。

今回の仕様は、オーナー様と協議した結果、2段、キャスター付き、黒色にしました。

3段構成も出来たのですが2段構成で十分とのことで、寸法は幅55cm×奥行55cm×高さ110cmとなりました。

材料

製作に必要な材料は以下の通りです。

IKEA LACKは通販だと送料が高いので、実店舗で購入しました。

電源タップ類は必要に応じて準備すれば良いでしょう。

必要工具

  • 電動ドライバドリル
  • 下穴あけ加工工具(ドリル羽やドリルチャックなど)
  • プラスチックハンマー

製作工程

製作はLACKの天板にスタッキング用穴加工、キャスター取付を行い、スタッキングします。

LACKの脚は片側が4mmのネジ穴加工、もう一方が6mmのダボ穴加工がされているため、加工は不要でした。

スタッキング用ダボ穴加工

LACKを重ねるだけではずれてしまうので、ダボ材を使ってずれないよう固定します。

ダボ穴の加工数が多いのでダイソーのPPプラ板を使って、位置決めテンプレートを作りました。

テンプレートは台の角に合わせて、ダボに付属するポンチで位置をマーキング、付属ドリルで穴開けします。

付属ドリルは必要以上の穴を掘らないようにされているので安心です。

穴が開いたら、木くずを除去して、ダボを打ち込めば事前加工は終了です。

キャスター取付

キャスターは経年劣化が少ないエストラマー素材のキャスター(ビス固定)を選定しました。

天板の裏面にキャスターねじ止めする位置をマーキングします。

3mmのドリルに必要以上の深さを開けないよう15mmの位置にテープでマーキングして、下穴加工します。

5mmの木ねじでキャスターを固定します。

動作チェックします。

組み立て

LACKに付属する木ねじを使って、天板に脚を取り付けます。

脚は4mmの穴側と6mmの穴側がありますので、間違えないように4mm側に木ねじを打ち込みます。

3Pタップは最下段の配線ボックス内に設置、2Pタップは2段目上にねじ止め固定しました。

製作に要した費用

今回、製作に要した費用は以下にまとめました。

IKEA LACKはカラーで値段が結構違いました。白が一番安く、木目調が高いです。黒はその中間でした。

OAタップは下段に3P、中段に2Pを据え付けました。

部品名 単価(円) 個数 合計(円)
IKEA LACK 黒 1,780 3 5,340
複数段接続用ダボ 880 1 880
キャスター 440 4 1,760
M5トラスネジ(8本入り) 200 2 400
2Pタップ(10コ口) 1,780 1 1,780
3Pタップ(7コ口) 2,300 1 2,300
スパイラルチューブ 880 1 880
合計 13,340

IKEA LACKは加工もしやすく、軽いので、事務所のサーバーラックとしては最適です。

オープンラックのため、ファン音が大きい機器の積載用には向きませんので、ファンコントロールが可能な機器を選ぶようにします。

コストが安いにも関わらず、お値段以上の外観に仕上がりましたので、サーバーのご依頼があった場合は提案していこうと思います。

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