アウディのサンバイザークリップが割れたので交換修理をしました。
クリップ破損は突然やってくる
高速道路を運転中にサンバイザーをクリップから外したところ、パキっと割れました。
運転中に割れて部品がおちるのでとてもびっくりしましたが、この部品は良く割れて壊れているようで、構造をみるとクリップの根元がへこんでおり、応力が集中する構造になっています。
クリップを受ける部分は金属のバネ材が入っていますが、肝心のバネを押し付けるフック側の材質がプラスチックなので経年して弾力性が落ちてくると簡単に割れそうです。
日本車ではありえないような壊れ方なので、さすがは欧州車です。欧州車はこのような故障がよく発生しますので、修理するのも楽しいという方でないと維持は難しいものですね。
ネットでディーラーに交換修理を依頼されたかたが情報を上げておられたのですが、6,000円は必要ですとのことでDIY修理にしました。
部品を検索してネットで購入
アマゾンや楽天で部品をしらべていくと、なにやら形が似たものがたくさん出てきて、よく見るとアフターマーケットの互換品として、売られているものが最初の検索でひっかかります。
しかし、カスタマーコメントを見ていくと”台座の大きさが合わなくて加工が必要”、”バイザーのはめ込みをがきつめで使用感悪い”、”安くでたくさんはいっているが全部加工がいるので意味がない”、”本来一つでいいのに無駄が多い”とのコメントがたくさんあったので、この互換品の購入は見送りすることにしました。
そこで部品を取り外して、純正品の番号で検索すると、見つけました。amazonでは安い商品が販売されていませんが、楽天とYahoo!に出店しておられるパルカさんで取り扱いがありました。
壊れたとき、すぐに購入したかったのですが、あいにくTTの内装色である黒色は品切れで、再入荷まで6か月くらい経ってから購入することが出来ました。
実は3か月後くらいに在庫は復活したのですが、すぐ売り切れになったので、また3か月待っていました。その間はサンバイザーがぐらぐらしていたのですが、本来片持ちでもつかる設計なので、運転する上では支障はありません。段差を乗り越えるときにカタカタと音がする程度で、我慢できる範囲です。
破損した部品の取り外し
部品の交換は、バイザークリップのキャップを内装剥がし等で引き抜きます。
欧州車はよく内装を剥がして修理することがあるので、以下の内装剥がしがあると万能で便利です。
引き抜いた部品の番号の写真も撮影しました。
引き抜くとボディーの取り付け穴が見えます。
部品の取り付け
部品の取り付けは、購入した交換クリップを大穴と小穴を合わせて、挿入します。
上からカバー部品をはめ込むと元通りです。
修理出来ました、超簡単です。
ネットの互換品を買うと、大小の穴があわずカッターで削らないといけないようです。
車に持ち込んでから、また加工というのは時間ロスが大きいので、ここは正規品を買った方が良さそうでした。