DIYでレクサスNX300のオイル交換を実施しました。
NX300は上抜きオイルチェンジャーでほとんどのエンジンオイルを抜き取ることが出来るので、今回のオイル交換は直前投入式の内部洗浄剤タクミオイルS.E.Cを使ってみました。
使用した消耗品
- トヨタモビリティパーツ キャッスルSP 0W-20
- エーモン ポイパック4L
必要工具・備品
- メルテック オイルチェンジャー(手動式) 6L Meltec OC-060
- オイルジョッキ1L
- オイルジョウゴ
- ペーパーウエス(自動車用)
今回は内部洗浄剤を使用
Lexus NXは直噴ターボでカーボンが溜まりやすいエンジンですので、TAKUMIオイルが発売している内部洗浄剤を投入してみました。
お値段1本1,100円で、コストとしては安価な方だと思います。
ネットの評判では、劇的に落ちすぎてエンジンの調子を壊す可能性があるとのことでしたが、このNX300はまだ4年ほどしか経過していないので、大丈夫でしょう。
オイル排出前に内部洗浄材を投入
内部洗浄剤 S.E.C.は、説明の記載に忠実に守って実施しました。
TAKUMIオイルによると少々残っても問題はないと書かれていたので、オイルフィルターの交換はしませんでした。
- エンジンを5分くらい暖機運転を行い、フロントボンネットを開けます。
- エンジンを停止して、エンジンオイル投入口から内部洗浄剤 S.E.C.を全量投入します。
- エンジンを10分くらい動かして、洗浄剤入りオイルを循環させます。
作業はたったこれだけです。
こんな作業で本当に洗浄できているのか、不安になるくらい簡単です。
オイル排出作業
次にエンジンを停止し、オイル排出作業をします。
- オイルレベルゲージを抜き、同時にオイル量を確認しておきます。
- オイルチェンジャーの吸引管を差し込み、ポンピングしてオイルを抜きます。
- オイルを抜くのに必要な時間はだいたい20分くらいです。
- オイルに空気が入り出したら、追加でポンピングします。
内部洗浄剤を使いましたので、いつもより心持ち黒いオイルが排出されているような気がします。
廃オイルタンクのレベルゲージを確認しながら、取扱説明書どおり(4.5L付近)のオイルが溜まったら排出作業は完了です。
オイル充填、オイル量確認
エンジンオイルをオイル注入口からこぼさないように入れます。
NX300のようなSUV車で車高が高く、エンジンカバーがついている場合は、このこぼさないようにというのが意外と大変ですので、じょうごを使ったほうが無難です。
取扱説明書によるとエンジンオイル充填量は次の通りです。
- オイルフィルター未交換 4.5 L
- オイルフィルター交換 4.9L
最初に4Lのオイルを充填し、オイルレベルゲージを確認します。
レベルゲージがH付近になれば充填完了です。トヨタ車はエンジンオイルをあまり燃焼しないので、H付近まで入れる必要は無いかもしれません。
一方で輸入車はたくさんエンジンオイル燃焼します。エンジンの工作精度の差なのか、そういう作りにしているのかはわかりませんが、ユーザーとしては減らないほうが手間がすくないので良いのですが。
きれいに後片付け
吸い出した廃エンジンオイルは、エーモンのポイパックに吸わせます。
オイルで汚れたものは、パーツクリーナで洗浄し、ペーパーウエスで拭き取ります。
最後に、ポイパックの中にペーパーウエスを放り込んで、付属するタイラップで固縛すれば、燃えるゴミ(※)としてまとめて排出できます。
※ ゴミの取り扱いは、地方自治体によりそれぞれ定められていますので、排出できるかはお住まいの規定をよく確認してください。
洗浄効果の確認
洗浄効果を体感できるか少し試走してみましたが、車格に対してエンジンが強力(2.0Lターボ)ですから、まず一般道で効果を体感することは出来ません。
そこで数キロ走行し、エンジンオイルと水温が十分に上がったところで、エンジンオイルの色を見てみることにしました。
オイルフィルターを交換していないので、フィルター部分には旧油が残っている状態でしたが、色は新油とさほど変わりません。洗浄性能は十分あるようです。
S.E.Cは洗浄効果ありだと思います
S.E.Cを使うとフラッシングオイルの洗浄と同じくらいの効果が出ているようでしたので、これからもたまに使ってみたいと思います。
エンジンオイル交換すると、整備工場まで行く必要がないので、時間が有効に使えるようになりました。
作業場所が確保できる方はおすすめの作業です。