アウディTT ウィンドウレギュレータ交換手順

Automobile

アウディTT(8JBWA)のウィンドウレギュレータ交換手順です。

以前の記事でワイヤー破断したウィンドウレギュレーターを修理しましたので、車に戻すことにしました。これまでついていた部品は予備で持っておくことにします。

必要工具

工程は多いのですが必要工具は少ないです。

  • 内張り剥がし
  • トルクスドライバー:T10
  • 六角ソケット:M10,M13

ドア内張りを外す

ドアの内張りはネジ2本とプラスチックのパネルリベットで止まっています。

下側のネジは穴が露出していますが、もう一つはドアの取っ手の前にはめ込みのパネルを外したらアクセス出来ます。このネジは奥深いので長めのビットソケットか車載工具を使って外します。

パネルはパネルリベットではめられているので、内張り剥がしを使って引っ張れば外れます。プラスチックのリベットは再利用出来ますので折らないように丁寧に外します。

ドアと内張りは、コネクター1つとドアノブのワイヤーがつながっているので外します。

ドアのパネル部品を外す

このアウディは防水がブチルゴムのような接着ではなく、プラスチックの防水パネルで防水処置されています。

防水パネル2枚(大・小)は、はめ込みされており、□の印の位置にツメがあります。

最初に大きい方のパネルを内張り剥がしでツメを外していくとパネルが取り外せます。

ウィンドウレギュレータモータをはずします。ビス3本を外して、内張り剥がしで丁寧に持ち上げれば外せます。

次に小さい方の防水パネルを外します。小さい方のパネルは表からだと外しにくいので、窓を一番上にして防水パネルの裏から手でツメを外します。

スピーカーを外します。ビス4本で止まっています。リア側の2本はメネジ側のプラスチックが空回りするので、裏からモンキーで回り止めをしながら外します。

ウィンドウを外す

窓はフロント側がネジ、リア側がM13のネジで固定されています。

ネジを外してウィンドウを上にもちあげればそのまま上ドアから抜き取れます。

窓は割らないように周囲の環境に注意して仮置しておきましょう。

ウィンドウレギュレータを外す

モーターの動力を伝えるリール部がドアにツメで仮固定されているので、ツメを丁寧に押し下げてリールを外します。

ウィンドウレギュレータはM10のネジ4本で固定されています。奥まったところにあるので長めのソケットが必要です。60mmのエクステンションで楽に外せました。

次にドアの下側にある発泡スチロールの箱を固定しているネジを2本外します。

この発泡スチロールは窓落ち時のショック軽減のためについているようですが、ウィンドウレギュレータの取り出しに障害となるのでドア内で移動できるようにしておきます。取り出す必要はありません。

ウィンドウレギュレータを取り出します。リア側が長いので先にリアを取り出して、フロントを取り出すのが良さそうでした。ワイヤーが破断している場合はササクレが危険なので注意して外します。

ウィンドウレギュレーターを戻す

ウィンドウレギュレーターを戻す場合は、先にフロント側を入れて、リア側をいれるとスムースでした。

ウィンドウレギュレーターをネジ止めし、リールをはめ込みます。

ウィンドウを戻す

ウィンドウはドアの上から戻します。落とさないように慎重にシールの間から挿入します。

ウィンドウレギュレーターの取り付け穴まで降ろせたら、前後を調整し穴の位置が合うようにして、ネジで仮止めします。

仮止めしたら手で一番上まで持っていき、最上位置を調整してネジ止めします。ドアを開け締めして最上位置に問題がなければ、ネジを本締めして固定します。

フロント側はゴムで掴んでいるだけですがここが緩むとガタつきが出るので、窓を割らない程度にしっかりと閉めておくほうが良いです。

ドア部材のはめ戻し

取り外した手順で部品をはめ戻します。ACC ONにして窓が上げ下げ出来ることを確認して、ドアパネルをはめ戻せば交換作業は完了です。

パワーウィンドウの記憶位置再調整

パワーウィンドウは上下の位置を記憶しているので、必要に応じてウィンドウの位置をリセットして位置を調整します。

リセット・再設定方法は次のとおりです。

  • ボタンで窓を下げて、下がりきってから5秒程度押し続ける
  • ボタンから手を離し、再度5秒下げるを押し続ける(これでリセット)
  • ボタンで窓を上げ、上がりきってから5秒程度押し続ける
  • ボタンから手を離し、再度5秒上げるを押し続ける(これでセット)

これで元通りです。作業時間は概ね1時間程度です。

輸入車はウィンドウレギュレーターがよく壊れますが、修理は意外と容易です。

お疲れさまでした。