これまで自作PC部品の収納に100円均一のパーツケースを使っていましたが、数年で開閉部のヒンジが割れてしまったので、リングスター製SP-3000Dに交換することにしました。
たった1,000円くらいのパーツケースですが、使いやすさに感激しましたので、レビュー記事にしておくことにしました。
100円均一のパーツケースは不満いっぱい
これまでPCパーツの収納には、100円均一で売られていたパーツケースを使っていました。
ところが、大して荒っぽい操作はしていないのに、数年でヒンジが割れてしまいました。
他にも以下の不満が蓄積していたので、ブランド物に買い替えることにしました。
- 仕切り板がすぐ抜ける
- ひっくり返すと隣の部屋のパーツと混ざる
- 部品が底の角にひっかかり取り出しにくい
自作PC用パーツケースに求める機能とは?
筆者は自作PCを20年くらいやっているので、過去の経験からパーツケースに求める機能をまとめてみました。
- 外装が丈夫であること
- ひっくり返しても内容物が混ざらないこと
- 小部屋の仕切り板が簡単に抜け落ちないこと
- 底面の形状は小ねじが取り出しやすいこと
- CPUグリス、メモリ、変換ケーブルなどの長尺モノも収納できること
パーツケースの有名メーカーとしては、リングスターとメイホウがあります。
品質や機能性は大差ないと思いますが、ケースを積み重ねて使うことがある場合は、メーカーをあわせておくのが良いとは思います。
リングスターSP-3000Dを購入
今回はリングスターSP-3000D(深さ40mm)を購入しました。
選定に至った理由は、仕切り板が5.5mmピッチと収納スペースの調整幅が大きいことです。
メイホウ製は、仕切り板の間隔が少し大き目だったので、今回は見送りました。
シリーズ品としては、小さいパーツが取り出しやすい深さ28mmのSP-3000Sもラインナップされています。
筆者は、取り出しやすさよりもパーツ収容力が多いほうが好みですので、今回は深さ40mmのSP-3000Dを選択しました。
仕切り板は、自分で切断する必要がありますが、見た目よりもかなり丈夫な樹脂です。
カッターで切断すると手を切る可能性があるので、ニッパーで切断したほうが良いと思います。また、ハサミはバリが残りますので避けたほうが無難です。
取り付けてみると仕切り板の下側はきれいにラウンドしていますので、小ねじなどの小さなパーツの取り出しも縁にひっかからずに楽にできます。
また仕切り板の「はめあい」もキツくて、少々の振動では脱落しません。
仕切り板をいれ、パーツを入れていくと、きれいに収まりました。
仕切板は、5.5mmピッチと細かいので、思い通りにレイアウトすることができます。
よく使うネジ類は、取り出しやすい位置であるケース両端に配置するのがポイントです。
蓋を閉じれば、裏返したり、ケースを振っても、中身が混ざることはありませんでした。
部品精度の精度も高いと思います。
リングスターのパーツケースは、長持ちしますし、種類の違うケースでも重ねてスタックできるというので、すっかりお気に入りになりました。
もっと早く買っておけばよかったです。