以前、moto G4 PlusというSIMフリー端末が発売されて、あまりにも気に入ってしまい、身内のスマホ用に一気に4台も導入したのですが、購入から5年経過して内2台が同じような起動不良で故障しました。
まだ現役の2台もそろそろ故障すると想定されるので、同じモトローラで更新しようと思いスペック比較して、選定してみました。
格安スマホのXaomiやOPPOも検討しましたが、使い勝手が変わると操作を覚えるのに時間ロスとなるので、同じモトローラから選ぶこととして、現行の最新機種であるG100、G30、G10の仕様比較をして選定することにしました。
モトローラのいいところ
モトローラのスマホは、moto G4 plus, moto G5, moto G5s, moto G6s, moto G7 plus, moto G8 powerを使ってきました。moto G5, G6sを除いて現役で使っています。
使い続けている理由は以下の通りです。
- バッテリー膨らみ修理が無償だった:moto G5sとmoto G6sはバッテリーが膨らむ状態になったことがあり、サポートに連絡して修理をしてもらったことがあります。どちらも保証期間1年を超えており有償修理での対応でしたが、費用の請求は無く、無償修理をしてくれました。
- 動作が安定している:素に近いアンドロイドで余計なアプリがほとんど入っていません。余計なアプリが動かないのでメモリーなどのリソース節約にもなりますし、動作も軽いです。
- 価格が安い:Xaomiが出てきてからは価格メリットは薄れましたが、まだまだ価格競争力はトップクラスだと思います。
モトローラは全般的に設計品質は良いと思いますが、発売直後に買うとファームの不具合はすこしあるような気がします。
moto g100,30,10においても、DSDSが動かないなどの問題が発生していました。
モトローラでいまいちだった機種
これまでに、いまいちだと思った機種は2つあります。
- moto G4 plus :ディスプレイを明るくして、カメラに強い光が入ると誤動作する:1年くらい使った個体には必ずこの症状が発生します。修理しても直らないそうで、どうも設計が良くないと思われます。参考までにディスプレイを暗めに設定すると誤動作なく普通に使えます。
- moto G6s :android9にバージョンアップすると動作がもっさりになり良く固まる:RAMが3GしかないのでOSに必要なメモリーが足りてないようです。ファームのバージョンアップで固まることはなくなりましたが、バージョンダウンもできないので使用をやめてしまいました。
どちらも使えないというレベルではありません。ヘビーユーザーでなければ、普通につかえるので許容範囲だと思います。
機能と性能の比較
機種名 | moto g100 | moto g30 | moto g10 |
発売日 | 2021/5/28 | 2021/3/26 | 2021/3/26 |
実勢価格 | 約4.5万円 | 約2.0万円 | 約1.7万円 |
画面仕様 | 6.7インチ | 6.5インチ | |
画面解像度 | 2,520 x 1,080(FHD+)21:9 シネマビジョン、リフレッシュレート 90Hz | 1,600 x 720 (HD+) 20:9 IPS液晶 | |
アウトカメラ | 6,400万画素 メイン
+1,600万画素 超広角 +200万画素 深度センサー +TOFレーザーオートフォーカス |
6400万画素メイン
+800万画素超広角 +200万画素マクロ +200万画素深度センサー |
4800万画素メイン
+800万画素超広角 +200万画素マクロ +200万画素深度センサー |
インカメラ | 1,600万画素 メイン
+800万画素 超広角 |
1300万画素 | 800万画素 |
無線規格 | IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n
Bluetooth 5.1 |
Wi-Fi:IEEE802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth 5.0 |
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通信規格 | 5G 4G | 4G | |
CPU | Qualcomm Snapdragon 870 | Qualcomm Snapdragon 662 2.0GHz オクタコア |
Qualcomm Snapdragon 460 1.8GHz オクタコア |
対応SIM | nanoSIM×2
DSDS(5G+4G):DSDS(5G+4G)にて使用の場合microSDは使用不可 |
nanoSIM×2
DSDV:DSDVにて使用の場合microSDは使用不可 |
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ROM/RAM | 128GB/8GB | 128GB/4GB | 64GB/4GB |
外部SDカード | 最大容量1TB | 最大容量512GB | |
USB端子 | USB Type-C | ||
バッテリー | 5000mAh | ||
充電 | 20W TurboPowerチャージャー | 10W チャージャー | |
質量 | 215g | 200g | |
外形寸法 | 高さ168.38mm x 幅73.97mm x 厚さ9.69mm | 高さ165.22mm x 幅75.73mm x 厚さ9.14mm | 高さ165.22mm x 幅75.73mm x 厚さ9.19mm |
Moto G30に決めました
機種の選定ですが、5Gはまだ不要ですし、高速CPUでゲームを快適にしたいわけではないので、価格が高いmoto G100は見送りしました。
moto G10とmoto G30は悩ましいところですが、以下の違いがあります。
- CPUパワー
- Flashメモリ容量
- カメラ性能
- 20W TurboPowerチャージャー
moto G4 plusでもCPU、カメラは特に不満なく使っていましたし、FlashROMはSDカードを増設すれば対処できます。
しかし充電速度に大きな違いがあります。
Turbo チャージャーは、moto G4 plusでも採用されていたのですが、以前のスマホと比較しても充電時間が別次元レベルに速く、とても重宝する機能でした。
moto g30,g10とも、バッテリーは5000mAhと大きいので通常速度の充電だと、かなり時間がかかりそうです。
朝のあわただしい時間で充電をすることもあると思ったので、充電速度の速さでmoto G30に決めました。