モトローラは余計なスマホメーカー製ソフトが入っておらず、安定して動くのでエンジニア好みのスマホとして固定ファンが多いようです。
普段はmoto g8 powerを使っていますが、そろそろ買い替えの時期が到来するので、モトローラスマホのミドルレンジ製品の2022年春モデルを比較してみました。
モトローラのいいところ
モトローラのスマホはmoto G4 plus, moto G5, moto G5s, moto G6s, moto G7 plus, moto G8 power, moto G30を使ってきました。まだmoto G5, G6sを除いて現役で使っています。
使い続けている理由は以下の通りです。
- バッテリー膨らみ修理が無償だった:moto G5sとmoto G6sはバッテリーが膨らむ状態になったことがあり、サポートに連絡して修理をしてもらったことがあります。どちらも保証期間1年を超えており有償修理での対応でしたが、費用の請求は無く、無償修理をしてくれました。
- 動作が安定している:素に近いアンドロイドで余計なアプリがほとんど入っていません。余計なアプリが動かないのでメモリーなどのリソース節約にもなりますし、動作も軽いです。
- 価格が安い:Xaomiが出てきてからは価格メリットは薄れましたが、まだまだ価格競争力はトップクラスだと思います。
モトローラ製のスマホは、保証期間を過ぎたら即故障という状況は一度も発生しておらず、全般的に設計品質は良いです。発売直後にファームの不具合が残ることはありましたが、放置されたことはないので信頼がおけるメーカーだと思います。
moto G31, G50, edge20 fusionの機能と性能の比較
最近のミドルレンジスマホは機能概要だけを見ても差がわからないので、一覧表にして比較してみました。赤字は高機能・高性能、青字は低機能・低性能として表現してみました。
機種名 | moto g31 | moto g50 | edge 20 fusion |
発売日 | 2022/1/28 | 2021/10/21 | 2021/10/21 |
実勢価格 | 約2.1万円 | 約2.7万円 | 約3.5万円 |
画面サイズ | 6.4インチ | 6.5インチ | 6.7インチ |
画面解像度 | 2400 × 1080 (FHD+) 20:9、OLED、リフレッシュレート 60Hz | 1600 × 720 (HD+) 20:9 IPS液晶、リフレッシュレート 90Hz | 約6.7インチ2,400 × 1,080 (FHD+) OLED リフレッシュレート 144Hz、DCI-P3(デジタルシネマ規格-P3)、 HDR10+ |
アウトカメラ | 5000万画素(アウトカメラ:5000万画素メイン(f/1.8)+800万画素 超広角(118°)深度センサー(f/2.2)+200万画素マクロ(f/2.4)、LEDフラッシュ) | 4800万画素(アウトカメラ:4800万画素メイン(f/1.7)+200万画素深度センサー(f/2.4)+200万画素マクロ(f/2.4)、LEDフラッシュ) | 10800万画素(アウトカメラ:10800万画素 (メイン f/1.9) + 800万画素 (超広角 118°/マクロ f/2.2)+ 200万画素 (深度センサー f/2.4)) |
インカメラ | 1300万画素(インカメラ:1300万画素(f/2.2)) | 1300万画素(インカメラ:1300万画素(f/2.0)) | 3200万画素(インカメラ:3200万画素 (f/2.25)) |
無線規格 | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)
Bluetooth 5.0 |
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通信規格 | 4G | 4G/5G | |
CPU | MediaTek Helio G85 オクタコア(2.0GHz×2、1.8GHz×6) | MediaTek Dimensity 700 オクタコア(2.2GHz×2、2.0GHz×6) | MediaTek Dimensity 800U オクタコア(2.4GHz*2、2.0GHz*6) |
対応SIM | nanoSIM×2
DSDV |
ハイブリットデュアルSIM (2 Nano SIMs / 1 Nano SIM + 1 microSD) | nanoSIM×2
DSDS(5G+4G) |
ROM/RAM | 128GB/4GB | 128GB/6GB | |
外部SDカード | 最大容量1TB | 最大512GB | 最大512GB |
USB端子 | USB Type-C | ||
バッテリー | 5000mAh | 5000mAh 急速充電対応 | |
充電 | 10W チャージャー | Turbo Power 30W チャージャー | |
質量 | 約181g | 約206g | 約185g |
外形寸法 | 約73.9(W)x161.9(H)x8.55(D) (mm) | 約76.4(W)x167(H)x9.26(D) (mm) | 約76(W)x166(H)x8.25(D) (mm) |
以前のMPUはsnapdragon一択でしたが、これらのモデルよりMediaTekに変更されています。ゲームのレスポンスにこだわらなければ、どれも差はないと思います。
カメラはedge 20 fusionが圧倒して高性能です。レンズ構成、撮像素子ともにコンパクトデジカメクラスの性能を持っています。
全機種ともバッテリー容量が5,000mAhとかなり大きいスマホですので、Turboチャージャーがあったほうがいいとは思います。10Wでも十分高速な部類ですので、あとでAnker製の高速充電器を買い足しても良いかと思います。
機能においては多少の差はありますが、モトローラのミドルレンジであれば、どれも満足のいく性能だと思います。
Moto G31がコスパ最強、カメラ性能重視ならEdge20 fusion
比較してみるとMoto G31が一番コスパが良いです。カメラの画質と画面解像度はedge20 fusion相当です。
カメラの解像度を重視したい方はカメラレンズ性能がワンランク上であるedge20 fusionを選ぶほうが良いと思います。もう一つ上位ランクにedge20という機種がありますが、こちらはSDカードが入らない仕様です。カメラ画像は外部SDカードに保存する派の方は要注意です。
最近のモトローラスマホは、専用カバーケースが付属しています、画面保護フィルムは別売りです。筆者はいつもアスデック社のPET素材の製品を購入しています。何度となく購入していますが特段不満もなく使えていますのでオススメしておきます。
Xhaomiは最初から画面保護フィルムが貼り付けられていましたので、モトローラもそろそろつけてほしいですね。
以上、2022年春モデルのmotoスマホの比較紹介でした。