買い替えするまでの経緯
電気ポットをティファールのジャスティン プラス コントロール ホワイト 1.2Lに買い換えました。
買い替えの理由は、これまでつかっていたタイガーVE魔法瓶のお湯が出にくくなったためです。
電気ポットは常時保温で使う機器なので、パッキンに湯垢がこびりついてくると、すき間から空気が入るため、どうしても給湯の出が悪くなってきます。
湯垢はクエン酸で落とすことはできますが、クエン酸洗浄はとっても面倒ですし、こびりついた湯垢はなかなか落とせません。
今までの電気ポットは以下の製品ですが、もう10年以上使っているので、買い替えをすることにしました。
商品調査
ネットショップやkakaku.comを見ていると、最近は電気ポットがあまり人気なく、小容量で瞬間湯沸かしができる電気ケトルが主流になっていました。
しかし、電気ケトルは100℃沸騰するだけの単機能製品が多く、最初は電気ケトルは選定外でした。
人気ランキングなどを見ていると、ティファールのジャスティン プラス コントロールだけが指定温度で湯沸かしする機能をもっており、レビューコメントも高評価でしたので、この機種を購入することにしました。
湯量で2種類の製品がある
ティファールのジャスティンプラスコントロールは、湯量が1.2Lと0.8Lの2通りのバリエーションがあります。
私の場合は、お弁当箱に保温機能付きの容器を使っており、一度に1.0Lくらいを使う時があるため、1.2L品を選びました。
0.8Lでは少し足らない人も多いと思うので、ティファールは商品企画がしっかり出来ているのでしょう。
沸騰の温調機能はすごく便利
湯沸かしの温度は、60℃~100℃の間で5℃刻みですることができます。
前の電気ポットは100℃で沸かしてから自然冷却といった制御でしたので、制御方式がまったく違います。指定温度で湯沸かしできるので、時間が大幅に節約でき、素晴らしい機能でした。
湯沸かし中もサーミスタで1℃刻みでモニターしてくれるので、あとどれくらいで湯沸かし出来るのか直感的にもつかみやすいです。(前の電気ポットは5℃刻みでおおざっぱでした)
すさまじいダウンサイジング感
いろいろなものが並ぶキッチンなので、調理家電類は小さいほうがいいとは思います。
前の常時保温型電気ポットにくらべると、大きさがかなり小さくなり、扱いやすくなりました。
水の給水も1.2Lと片手で持てる重さになったので、全く苦になりません。
操作性も問題なし
多くの電気ケトルはコストダウンのため、取っ手に湯沸かしボタンがついていたりして、どこで操作するのか迷いますが、この電気ケトルは土台に液晶表示がついた操作パネルがあります。
操作部が土台にあると、不用意に沸騰操作をすることもなく、大変優れた機能設計だと思います。その分余計にコストがかかっているので、お値段は若干高いです。
フタは片方にヒンジがあるとれないタイプです。
容量の少ない機種はフタが取れるものが多いのですが、普段使いするうえではこちらのほうが好みです。
常時保温でないため、大幅節電が期待できる
熱器具は消費電力量が特に高いので、電気代は気になるところです。
以前の電気ポットは常時保温型のため、263kWh/年もの電気使用量となりますが、今回は毎回湯沸かしのため、保温に電力を使いません。
電気代に換算すると、1kWh = 23.63円で263kWh/年ですから、約6,200円/年となります。保温に電力をほとんど使わないので、電気代はかなり節約が出来そうです。
湯沸かしまでの時短にも寄与する
湯沸かし能力(最大定格消費電力)はティファールの電気ケトルの方が高いのでティファールの方が早くお湯が沸きます。
- ティファール:1250W
- タイガーVE魔法瓶:950W
水の量も電気ポットが3.0Lであるところ、電気ケトルは1.2Lと半分以下なので、湯沸かし完了までの時間はティファールの方が圧倒して優れています。
朝の忙しいときに、この湯沸かしスピードは大変重宝します。
時間はお金で買えませんので、この湯沸かしの速さは重要な指標ですね。
保温機能まである
湯沸かし中に保温操作をすると、60分の保温機能が働きます。
ポット自体に保温機能はないのですぐ冷めていくのですが、指定温度を保つように間欠で加熱する制御が行われています。
時間は60分しか設定できませんが、調理中にずっと同じ温度でキープしてくれるのはとても役に立つ機能だと思います。
総評
この電気ケトルは、買ってよかったです。使いたい機能がすべて実装されているのに、使いもしない無意味な機能が全くないところが気に入りました。
ティファールは少し高めの商品群が多いのですが、概ね品質が良いので、この電気ケトルも長く使えそうです。
以前のタイガー電気ポットは、製造が2007年でしたから13年も壊れずに使うことが出来ました。これはこれで素晴らしいと思います。